目次が多い。。。
ご挨拶
こんにちは。NAIST 情報科学研究科 に在学している sasaki です。
突然ですが、本日は NAIST の色々を書いていきます。
参考のために、私の学歴を。
学歴:
– とある高専(電気電子工学系) 卒業
– とある大学(電気電子工学) 編入
– 奈良先端科学技術大学院大学(情報科学) 入学
– 現在に至る
俗に呼ばれる専攻変えた組です。
理由としては、
① 電気電子活かしてデバイス作ったらビジコン優勝して日経さんにも取り上げられたけど、データの活かし方知らないと話にならないから情報系に進んでそっちの方を仕事にしたいな。(ポジティブ)
② 院試落ちた (ネガティブ)
など、様々ありまして、現在に至ります。
5 ヶ月もすれば、学校のこと、だいたいわかってくるので、思ったこと・感じたことを述べていきたいと思います。
ついでに、寮に関しては、気が向いた時に違う記事で書こうと思います。
授業
まず、授業は………………………多いです。
「授業なんて嫌!」と思う方もいると思いますが、専門の違う学部、学科からの入学を考える学生にとっては救済です。
ただ、その割には難しいです。基礎でも単位を落とすこともあるかもしれませんので、お気をつけて。
数学がまずできないとまず難しいと思います。
修士卒業に必要な単位数は 計 30 単位 です。
修論、ゼミ、特論 (研究室ごとに定められた授業のようなもの) などを除くと、必要な単位数は、
- 基礎科目・一般科目 : 6 単位
- 専門科目 : 14 単位(演習科目を 2 単位以上)
です。
頑張りましょう。笑
具体的な授業の特徴は以下の通り。
英語での授業
例えば、機械学習や人工知能などは (平成29年度入学時) 、英語での授業です。
開講数はシラバスをみてください。多くはないですが、取りたい授業が英語という状況はよくあります。
– 2018.04.05 追記 –
2018年から3研究科が統合して、シラバスも変更となりました。2018年シラバス
日本語英語が多いので、聞き取りやすさはあるのかも知れませんが、一方で気持ち悪さを感じることもあります。
論文読むのも、授業でも、スライド作成にしても、英語がキーポイントです。
英語ができない人には辛さがあるかも知れませんが、ある意味英語に囲まれるので嫌でも英語力は伸びます。
情報の基礎授業
情報系以外の畑違いからの入学者は、計算機システム (浮動小数点、OS、メモリ、スタック、オーバーフローなど) 、アルゴリズム(計算量、ソート、探索など)といった情報の基礎の授業を受けられます。
情報系出身の学生はこれらの授業は受けられません。情報系出身に含まれるかどうかは入学後に掲示板に張り出されます。
上の 2 つは他学科からも受けることのできる全学共通科目です。(だからどうしたってこともありませんが)
文系の方にとっては (と言っても基礎ですが) 重要な授業になるのではないでしょうか。電気電子畑出身の私も勉強・復習になりました。
授業アーカイブ
授業アーカイブと呼ばれる謎の神システムがあります。普通の大学でもあるのでしょうか。自分の大学にはなかったので、驚きました。
一言で言うと、授業をネット上で見ることができます。どこでもいつでもアーカイブから授業を見直せます。過去の授業も見られるので、今年の「授業分かりづらい!」といったときに去年の授業が見れ、案外参考になったりします。(いくつかの授業は見られないので注意)
うまく活用するといいと思います。Free と書いてあるところは見れると思いますのでぜひ見て、授業の雰囲気を感じてください。
人間 (関係)
次に人間ですが、個性豊か、個性の強い、我が強い (これはちょっと違うか)、そんな人が多いです。
大学院から専攻変えてくる人たちですからねー
一言、面白いです。
異分野の学生
商学部、法学部、経済学部、工学部も、機械、電気 (電子)、情報。あ、医学部なんかも (たぶん)。
高専 (専攻科) はやっぱり少ないかも。
留学生も多いです。でも日本語喋れる方が多いです。
他学科の学生
他学科の学生と話す機会は、
国際交流サークルが、流しそうめんなどのイベントをたまに開くので、そこで話すか、
就活イベントでたまたま隣に座っていた人と仲良くなるかくらいです。
二つとも私の話ですけど。。。
どうせなら、バイオとか物質の学生とも仲良くなりたい。けど、ちょっと難しいかも。
女性の割合
女性の割合は こちら を見てもわかるように、情報では生徒数の約 10 %。
よく考えたら、高専の時と変わらないのか。。。気づかなかった。
基本的に授業より研究室にいる事が多くなるので、結局、研究室次第です!
研究室
人数も研究室ごとに全然違います。
「研究室で会話が無いよー (泣)」みたいなところもあるみたいですし、
「標準語は英語です (キッパリ)」みたいなところもあったと思います。
教育連携研究室
教育連携研究室では、博士前期課程学生において長期派遣により、修士論文の指導 を民間企業や研究機関などの派遣先で受けることができます。 (NAIST 情報科学研究科 研究室一覧 より引用)
学校の近くにある、民間企業や研究機関などで研究を行う事ができます。就職とは関係ないみたいですがね。
NTT コミュニケーション科学基礎研究所・パナソニック・富士通など、様々です。
ここの研究室の方々は、連携研究室として、NAIST の他の研究室でも活動します。授業が多い間とかに、ゼミなどを受けるためです。
寝泊まり・お泊まり
ブラックとは違うんですが、「専攻変えてでもここでやる!」という強い信念を持った方が多いため?、
普通に、学校に泊まってたりします。近くには、“ゲストハウスせんたん” という施設があり、フィットネスルームでシャワーが使えるので、問題なし!
棟の各階にはソファーがあり、休みたい時、Skype などでの外部とのミーティングしたい時、寝る時にはよく使います。
同期でのお喋りの場所。昼飯を食べる場所。いろんな顔がある、そんな普通のソファーです。が、掛け布団が用意されているのを見ると、普通ではないかも。
なんとなく深夜 2 時頃に研究室に行ったら、電気ついてた!なんてことは普通にあります。土日にいるのも普通かもしれない。
その他
研究室内に 売店 があるところもあります。
飲料水、アイス、お菓子、カップラーメン。コンビニに行かずに買えます。
ま、売店があるかどうかは、研究室にあるかどうかの運次第。
学生生活
中の人の視点と外の人の視点が違うから、もしかしたら、もっとあるのかもしれない。
24 時間使える図書館
その名の通りで、図書館は 24 時間使えます。
年に 2 回の無料の TOEIC
情報科学研究科では、学生および教職員の英語コミュニケーション能力向上を目的として、TOEIC 試験を年 2 回、学内で実施しています。
それだけです。それだけですが、このスコアが就職時の推薦にも関わったりするそうです。
無料で受けられるのは、英語を頑張りたい学生にとっては、嬉しいかもしれないですね。
トップ座談会
この座談会は、本学にキャリア支援室が設置された平成25年度からスタートし、企業の取締役や研究所長などの技術のトップマネジメント経験者を講師に迎え、企業が博士人材に対して求める資質や企業におけるリーダーシップの在り方、研究開発の現状などについて、学生、ポストドクターをはじめとした参加者が講師と率直に意見交換や質疑応答を行い、博士人材のキャリアパスについて理解を深めることを目的として、平成28年度以降は中期計画にも則って継続的に実施しているものです。
(大) 企業のトップの方と直接お話しできる機会があります。面白い。
成績表の更新が遅い
教科ごとですが、驚くほど遅いものもあります。今年だけかもしれませんが。
第一期、 6 月上旬に終わった試験の評価が 9/7 でした。3 ヶ月待ちました。
第二期終わってからでした。怖いですね。
この情報あまり意味ないな。。。ただの愚痴みたいになってます。
田舎
学校から近くのローソンもなくなってしまったので、ご飯を食べるのは食堂、何か買えるのは NAIST 内のデイリーです。
寮生は、寮に毎回帰る学生も少なくないです。もちろん弁当を作って行く人もいますし、寮生だけど毎回デイリーという学生もいます。
学校から近くのスーパーは、イオン奈良登美ヶ丘店かイソカワ。
– 2018.04.01 追記 –
スーパーヤオヒコ 北
最後に
興味ある人は、まず見学!
あと、人間に慣れた猫が 2 匹ほど住んでます。
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